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2020.5.16

🎵タイムフリーでどうぞ
佐野元春のVISITORSをアナログで

33rpm(2020年5月23日OA)No.8
佐野元春『VISITORS』


アナログ音源専門プログラム「33rpm」。
5月23日にお送りするのは、1984年にリリースされた佐野元春のアルバム『VISITORS』です。

日本のロック界に革命を起こしたアーティスト、佐野元春。
ザ・ハートランド、ホーボー・キング・バンド、そして現在はコヨーテ・バンドを従え40年もの間第一線で活躍する、日本を代表するアーティストの一人です。

そんな佐野元春は1956年3月13日東京・神田生まれ。
ビジネスマンの父と元舞台女優でジャズ喫茶を経営する母に育てられました。少年時代は漫画家に憧れていたそうですが、次第に音楽へと興味は移ろいます。

中学に入るとロックと詩に傾倒し、ヘルマン・ヘッセの『赤いブナの木』という詩に曲を付けたのが自身初のオリジナル作と言われています。高校時代にボブ・ディランに出会い、ジャック・ケルアックなどのビート・ジェネレーションに影響を受けます。同時期に音楽部に入部して、バンドを結成。大学に進学するころには本格的に音楽活動をはじめ、コンテストにも出場しました。

1980年、シングル「アンジェリーナ」で衝撃のデビュー。
「ファイティング'80s」というTVの音楽番組のレギュラーに抜擢され、後に命名される最初のバンド『ザ・ハートランド』との活動を始めます。1981年にはNHK-FMのレギュラー番組を担当、伝説のプログラム『元春レイディオショー』がスタートします。

『BACK TO THE STREET』『Heart Beat』と2枚のアルバムを発表したもののブレイクには至らず、1982年不退転の覚悟でリリースした『SOMEDAY』がようやくヒット。翌年のコンピレーション・アルバム『No Damage』で初のチャート1位を獲得しました。

そんな中単身ニューヨークに渡り、4枚目のアルバム『VISITORS』の制作に取りかかります。当時ニューヨークでムーブメントとなっていたヒップホップを取り入れ、自らミュージシャンやエンジニアをブッキングして作りあげた作品『VISITORS』。
1984年5月にリリースされると、アルバムチャートの1位に輝き、日本の音楽シーンに大きな衝撃を与えました。当時メジャー系アーティストとしては初めての日本語によるラップや、12インチ・シングルなど最先端の手土産を携え帰国した佐野元春は、注目の的となりました。

1985年に「国際青年年」のテーマ曲「Young Bloods」を発表、シングルでは初のトップ10ヒットとなりました。さらに同年ライヴエイドに日本代表として参加、アフリカの飢餓状況とライブ演奏をミックスした映像を世界に向け配信しました。

1986年には自身のレーベル「M's Factory」を立ち上げアルバム『Café Bohemia』をリリース、1992 年の『Sweet 16』では日本レコード大賞最優秀アルバム賞を受賞しました。

1994年をもってザ・ハートランドは解散、95年にホーボー・キング・バンドを伴ってアルバム『FRUITS』をリリース、2005年まで活動を共にします。

また2004年にはアーティスト主体のインディペンデント・レーベル「Daisy Music」を設立。さらに若手ミュージシャンによるコヨーテ・バンドとレコーディングに入り、2007年アルバム『COYOTE』をリリース。デビュー40周年となる現在もコヨーテ・バンドと共に走り続けています。




佐野元春のアルバム『VISITORS』
収録曲は
SIDE A
「コンプリケイション・シェイクダウン」
「トゥナイト」
「ワイルド・オン・ザ・ストリート」
「ブルーな日曜の朝」

SIDE B
「訪問者たち」
「君を汚したのは誰」
「カム・シャイニング」
「ニューエイジ」

ちなみに国内アーティスト“初”が多い佐野元春。
『VIVITORS』での日本語ラップはじめ、ロックバンドによる全国ホールツアーのシステム、ミュージックビデオ、公式ホームページ、インターネット・ライブなど枚挙にいとまがありません。

佐野元春『VISITORS』30周年サイト

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