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第1回みやぎサバ・メシ*コンテスト

★グランプリ 多賀城市 太田恵一さん
レシピ名 梅・オカカ・昆布メシ

【 材料 】
米2合、梅干18g(塩分15%)
※使う梅干の塩分で量を加減する。
まぜてしょっぱさがある位。
昆布佃煮55g、パック削りぶし3袋、白ごま大さじ1、昆布1枚
【 作り方 】
(1)米を研ぎ、梅干はみじん切りにする。
(2)(1)に水650cc、削りぶしと昆布佃煮、昆布を入れ土鍋で炊く。
(3)強火で5分、湯気が出てきたら中火で10分、更に弱火で10分。
(4)火を止め10分蒸らす。
(5)最後に白ごまをふる。
(6)のりで手巻き風にしたり、味付けいなりに入れても良い。
【 材料費 】(一人前)
200g 約65円〜80円(80円は無洗米、名水を使用した場合)
【 アピールポイント 】
日本人のファーストフードおにぎりの材料を基本に梅干で炊く事により日持ちとごはんのモチモチ感を長めに持続できる。

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★優秀賞 仙台市 東北大学大学院 津波工学研究室 保田真理さん・後田紘一さん
レシピ名 災害なんかに負けないよ 家族みんなでがんばろう
       「you raise me up soup」

【 材料 】
乾燥貝柱10個(水で戻す)、かぼちゃ1/4個、大豆水煮缶1缶、サラダ油少々、焼鳥塩味缶2缶、玉ねぎローストパック1/2、ドライにんにく少々、おろししょうが(チューブ入り)少々、コンソメスープの素、カレーパウダー、スキムミルク1本
【 作り方 】
(1)かぼちゃを2.5角くらいに切る。
(2)鍋にサラダ油を入れて、しょうが、にんにくを炒める。
(3)(2)の鍋に玉ねぎペーストとかぼちゃを入れて炒める。
(4)カレー粉(大さじ3〜4)入れて炒める。
(5)(4)の鍋に貝柱を水ごと入れる。水400cc入れて煮込む 約10分。
(6)豆を入れる コンソメ、味塩コショウで味を調えて肉を入れる。
(7)弱火にして水でといたスキムミルクを入れる。3分くらい煮込んで完成。
【 材料費 】(一人前)
約150円
【 アピールポイント 】
災害のショックで心も体も冷えきっているとき、体の芯から暖めてやる気を出してくれる栄養バランスと消化の良い体にやさしいスープです。材料は日頃から常備できるかぼちゃと保存ができて、非常持ち出し袋に入れておけるもので作りました。

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★優秀賞 多賀城市 後藤 寿信・美樹さん
レシピ名 伝統食「乾飯(かれいい・ほしいい)」を使った中華飯とおこし

【 材料 】
●おこし(約2〜3人前)
A.乾飯(ほしいい)半カップ、サラダ油適量
B.砂糖大さじ3杯、水大さじ2杯、醤油大さじ1杯
C.ごま適量

●中華飯(1人前)
D.乾飯(ほしいい)半カップ、サラダ油適量
E.白菜100g、人参20g、玉ねぎ40g、ピーマン10g、干しいたけ1個、干きくらげ3片
F.中華だし 小さじ2杯、塩コショウ少々、水1カップ
G.片栗粉大さじ1杯、水大さじ2杯
H.ごま油少々
【 作り方 】
(1)フライパンにサラダ油を5ミリ位入れコンロで熱し、高温になったらAの乾飯(ほし
いい)半カップ入れ、揚げます。大きくふくれ上がりからっとなったら、すくい上げキッチンペーパー上で油を切ります。Dの中華飯の分もこれを繰り返し作ってしまいます。余った油は他の容器に戻します。
(2)(1)の油で揚げた乾飯に塩をふっただけでも「あられ」のできあがりとなりますが、ここではもう少し手を加えます。フライパンにBの材料を入れ焦がさないように熱し、大きな気泡状になったら(1)の乾飯を混ぜ、水分が無くなるまで煎ります。
(3)火を止め熱いういちにCのごまを振りかけて、お皿に移せば「おこし」の出来上がりです。
(4)同じフライパンに油を適量入れ、火が通り易いように薄く切ったEの材料を炒めます。
Eの材料はその時に手に入る野菜でも、お肉でも、缶詰でも何でもOKです。
(5)炒めた材料にFの調味料を入れ、一煮立ちさせ、Gでとろみを出し、最後にHを入れてあんかけの完成です。
(6)(1)の油で揚げた乾飯に(5)のあんかけをかけて、「中華飯」のできあがりです。
【 材料費 】(一人前)
約100円以下
【 アピールポイント 】
食べ物の貯蔵方法が発達していなかった日本古来の昔から、戦いの兵量や旅の時の携帯食等の長期の保存食品として重宝されきた 伝統の保存食である乾飯(ほしいい)。
米どころ宮城としては、これを防災対策に使わない手はありません。残りごはんを使うために材料費はほとんど「ただ」で、しかも調理のバリエーションは工夫次第で主食からおやつまで無数に考えられます。
また、日頃から乾飯(ほしいい)を作ることや、食することで、家庭内で子供から大人まで防災意識の高揚、継続に大いに役立ちます。

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★サバイバル賞 仙台市 市川健さん
レシピ名 サバイバル「簡単ピラフ」

【 材料 】
(材料:2〜3人分)
無洗米:2合、シーチキン缶詰:1個、ホールコーン缶詰:1個、固形コンソメ:2
(調理器具)飯ごう
【 作り方 】
(1)飯ごうに無洗米、缶詰を入れる
(缶詰は汁も全て入れる)
(2)適量のお湯でコンソメを溶かす
(3)(2)が人肌程度に冷めたら、飯ごうに入れる
(4)飯ごうを火にかけ、ご飯を炊く(炊く前に20〜30分スープに浸した方が炊き上がりがよい)
*コーンが多くあれば、シチュ−の素をお湯で付け合せのスープも作れる。
【 材料費 】(一人前)
約 200円
【 アピールポイント 】
私の提案する”サバイバル「簡単ピラフ」”は、以下の条件の元で考えた。これは私が先の新潟中越地震の被害調査を実施した際に痛烈に感じたことを料理に反映させたものである。
(1)包丁、まな板等の調理器具を使わない(できるだけ簡単に)
(2)洗い水(水)を極力使わない(水は非常に重要である)
(3)材料は簡単に調達可能かつ、長期保管が可能で冷蔵保管の必要ないものを選定(災害時は電気が止まり、冷蔵庫が使えない場合が多い)
(4)老人や子供など災害弱者が好む味付けとした(あまり奇抜な味は老人が好まない)
(5)どんぶりひとつである程度の栄養と満腹感が得られる物を考えた。
(6)冷めても味の低下の少ないレシピとした。
(シーチキンの油は常温でも固まらない、冷めてもうまい)
(7)非難箇所(学校ほか)を回った際、「米が食べたい」という意見が非常に多く、それを反映させた。
(8)調理には子供にも興味のわく、飯ごうを用いた。子供たちが料理を通じて「災害」に関心を持ち、自助・共助の考えを少しでも持ってくれれば幸いと考える。

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★アイディア賞 気仙沼市「チームすずきさんち」 代表 鈴木かほりさん
レシピ名 災害の時だってお祝いケーキ

【 材料 】
ホットケーキミックス 150g  抹茶の粉 2袋  いちごジャム 大さじ2
パウダーシュガー 少量   みかん缶詰    お菓子 少量
【 作り方 】
1.ホットケーキミックスの素、卵、水適量をかき混ぜてホットケーキを作るように
準備します。
2.3等分にボールに分けます。
3.(1)マーマレード (2)イチゴジャム (3)緑茶の粉等を入れて3色のホットケーキミックスの素を作ります。
   (他の物を使ってもいいと思います)
4.油を引いて、ホットケーキを作るように焼きます。(1枚目は両面を焼きます)
5.2枚目(2色目)も同様ですが、片面だけ焼いて上に1枚目をのせます。
   (両面焼くと重なりがずれます。焼けたらいったんフライパンからはなします)
6.3枚目(3食目)も同様に片面だけ焼いて上に2枚分をのせます。
7.3枚が一つになったら上にパウダーシュガーをふりかけます(茶こしを使うとキレイです)
8.後はお菓子や缶詰のみかんなどで飾り付けをします。
   (お子さんの好きなお菓子などで飾るとよいでしょう)
【 材料費 】(一人前)
約 300円
【 アピールポイント 】
災害時や避難生活をしている時にでも、誕生日や記念日はやってきます。
ささやかであっても、何かお祝いをすることで明るさと元気を取り戻せるのでは思い、普段から避難リュックの中に入れておける保存の利く物だけで簡単なケーキを作りました。 遊び心として、写真では見にくいですが三色の段になっており、また、空き缶で作れるランタンで飾り付けもしました。

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■主催/エフエム仙台
■協賛/(株)日立東日本ソリューションズ・WILD-1weathernews・(社)日本損害保険協会東北支部
■協力/東北大学災害制御研究センター・仙台市ガス局
■後援/国土交通省東北地方整備局・宮城県・仙台市・仙台管区気象台・仙台国際交流協会・河北新報社

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