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日本の食卓には欠かせない調味料といえば…「醤油」です。
長い歴史の中で、日本各地で独自の風味や味わいを持つ醤油が開発されてきましたが、基本的には「こいくち」、「うすくち」、「たまり」、「さいしこみ」、「しろ」という5種類に分類されています。
しかし、最近では"卵かけご飯専用醤油"の大ヒットをきっかけに、様々な"専用醤油"が登場しています。
中でも、この夏、特に話題になったのが"アイスクリーム専用の醤油"です。
今年1月に岐阜県にある山川醸造から発売された「アイスクリームにかける醤油」は、当初、しょうゆ味のアイスクリームを作ろうと考えていたものの、コストがかかりすぎるために断念。それならば…と、逆転の発想でアイスクリームにかける醤油を作ったそうです。バニラアイスにかけるとみたらし団子のような味が楽しめるというこの醤油は、販売本数が8000本以上と、飛ぶように売れたそうです。
また、2002年10月に和歌山県の湯浅醤油から発売された、カレーを美味しく食べるための「カレー醤油」は、ターメリックなど6種類のスパイスが入っていて、カレーにかけると、味に深みが出ると同時に、そのスパイスの効果で後味に清涼感が加わるのが特徴で、これまでに約14万本を販売する人気となっています。
その他、焼いた餅専用の「おもちがおいしい醤油」、ラーメンに使う「ラーメン仕上げの一振り」、彼氏がのけぞるほどうまい肉じゃがが作れる「肉じゃが専用醤油」などがあります。
さて、そんな"専門醤油"の登場によって、改めて、醤油の魅力が再認識されつつある中、これまたちょっと変わった醤油(?)が発売され、話題となっています。
その醤油とは…『かめびしソイソルト』です。
「かめびし」とは、瀬戸内海に面した香川と徳島の県境にある東かがわ市引田で、1753年(宝暦3年)の創業以来、醤油造りひとすじの老舗醤油醸造元です。
「かめびし」の最大の特徴は、特殊な構造を持つ木造2階建ての室内に10段~14段の莚の上に麹を広げて、寝ずの番をしながら、丁寧に丁寧に麹を4日間かけて育てていく…という「むしろ麹製法」を、250年以上守り続けているという点です。大事に育てられた麹は、築後100年以上経つ醸造蔵の杉桶に仕込まれ、丸2年…3年…さらには10年もの歳月をかけて諸味を長期熟成させます。古い蔵には、なんと230種類もの独自の酵母菌が棲みついているそうで、この微生物の力で大豆の旨みがゆっくりゆっくりと引き出されて醤油になるというわけです。
100%国産小麦、100%国産丸大豆、そして、メキシコ、オーストラリア産の天日干し原塩を原料に使っているとはいえ、機械を使えば3日間スイッチを操作するだけの作業にも関らず、4日間寝ずの力作業・手作業で育てた麹を使って作り上げられる醤油は…美味しくないはずはありません。
さぁ、そんな「かめびし醤油」を使って作られた『ソイソルト』は、液体の醤油をフリーズドライ製法で固形化し、粉末状にしたものです。醤油をフリーズドライにした調味料は業界初となります。もちろん、長期熟成ならではの深い旨みがそのまま凝縮されていますので、塩だけでは物足りないなぁ~という時やもうちょっと味にアクセントが欲しいなぁ~という時などに一振りするだけで、従来の液体醤油では難しかった料理のアレンジの幅がグンッと広がる…という逸品です。今年3月からは、「かめびし屋 ペタル・ド・ソジャ」としてフランスに輸出されているそうです。
味は、杉桶で3年熟成させた「三年醸造」と1年3ヶ月以上寝かせた「うすくち」、ピリリとした青唐辛子スパイスが効いた「青唐辛子&ニンニク」、香ばしい玉ねぎの風味が美味しい「オニオン&ニンニク」の4種類あります。パスタや魚介のカルパッチョ、冷奴の仕上げに振りかければ、従来のように水っぽくならず、料理の色彩も変化させることなく、醤油の香りや風味をふんわりと楽しむことが出来ます。
また、市販のフライドポテトに「オニオン&にんにく」のソイソルトをさっと一振りするだけで、簡単に「おもてなしポテト」になりますし、オリーブオイルを塗ったフランスパンの上にソイソルトを乗せてオーブントースターで焼けば「簡単カナッペ」になりますし、「おにぎり」にふりかけ感覚でまぶせば、焼きおにぎりのように香ばしくなります。その他、「サラダ」や「たまご焼き」、「にぎり寿司」、「天ぷら」などにもピッタリですし、「モカアイスクリーム」にうすくちのソイソルトを一振りすると、ソイソルトがアイスと一緒に口の中で溶けて、程好い甘さになって広がるそうです。
このソイソルトの見た目は、醤油の結晶といいますか、色のついた塩という感じです。
「うすくち」タイプは旨味や甘みが強く、「3年醸造」タイプは旨味ももちろんありますが、しょっぱさがより強いです。今回は、豆腐とサラダにかけて食べてみましたが、どちらも液体の醤油だと、先に醤油の味だけが口に広がってしまいがちですが、ソイソルトをかけると豆腐や野菜本来の味をより感じられるような気がします。
今回ご紹介した『かめびしソイソルト』は、湿気やすいため、1回使い切りの一袋2グラム入りサイズになっています。「三年醸造」と「うすくち」がそれぞれ5袋ずつ入った10袋セットのもので、980円(税込み)です。さくら野百貨店仙台店地下1階の「ごちそう館」などで購入することが出来ます。海外旅行に持って行くのにも便利な『かめびしソイソルト』、皆さんも是非お試し下さい!
投稿者 : 番組スタッフ | 投稿日 : 2007年09月24日
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