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一般的に"1℃の経済効果"と言われる気温のアップダウンによって、売上げが大きく左右される商品があります。その商品とは…ずばり…ビール!
ビールは、気温が22℃になると売れ行きがピンッと上がり、2℃プラスの24℃になると更に跳ね上がる…そして、夏日以上真夏日未満の28℃を越すと、大瓶で100万本も売り上げがアップすると言われています。
また、野球などのナイター観戦にも、やはりビールは欠かせないアイテムですが、夏の東京ドームでは、1試合で500ミリリットルの生ビールが平均12,000杯、500ミリリットルの缶ビールが25,000本も出るそうです。昼間の暑さが残る野外で、キンキンに冷えたビールを飲む…ん~考えただけでも幸せです(笑)。
さて、暑い夏に乾いた喉を潤すのに欠かせないビール…ですが、"発泡酒"や"第3のビール"の登場や少子高齢化、若者のビール離れなどの影響で、国内の大人1人当たりの年間消費量が年々減少傾向にあるそうです。
この現状を受けて、サッポロビール・サントリー・アサヒビール・キリンビール・オリオンビールの国内大手ビールメーカー5社とビール酒造組合が、ビアガーデンの全国的なオープン時期とも重なり、気持ちよくビールが楽しめる絶好の季節となる毎年5月下旬を、ビールを楽しむ週間「ビールデンウィーク」と定めて、ビール市場活性化への取り組みを行うことになりました。
普段は競合関係にあるビールメーカが共同で何かを行うということ自体、業界初そして日本初の試みとなりますが、この「ビールデンウィーク」中となる5/24(木)から27(日)までの4日間、東京都港区の六本木ヒルズで、5社共同の大規模なビールイベント「ビアフェス2007」が開催されます。
この「ビアフェス2007」は、各社のビアマイスターが注ぐ利きビール体験やビールの美味しさを引き立たせてくれる料理、音楽ライブ、パフォーマンスなど、ビールの魅力をギュギュッと凝縮した"ビールの祭典"で、4日間で13,000人以上の来場者を見込んでいるそうです。
今回ご紹介する『キリンビール大学 超人気講座 ビールでいただきます!』という本は、キリンビールのウェブサイト「キリンビール大学」の中で、画文家の大田垣晴子さんが食学部教授として開講している超人気講座を書籍化したものです。
"大学"とか"講座"なんていうタイトルを見ますと、ウンチクだらけの小難しそうなイメージを持つ人も少なくないと思いますが、要は、ビールにどんな食べ物(料理)が合うのかという、ビールと食の魅力的な取り合わせが存分に紹介されている"コミックエッセイ"です。
本の内容は、"第1条 飲酒は20歳になってから"とか"第18条 「とりあえずビール」といわずに、たまには「何が何でもビール」といってみる"とか"第39条 廊下でゲップをしない"など、キリンビール大学の学則70条からはじまり、大学のシラバス風に【前期(必修)講座】、【夏季(選択)講座】、【後期(必修)講座】という3部構成になっています。
前期・後期の「必修」講座として、どんな料理が取り上げられているのかといいますと、枝豆・焼き鳥・餃子・焼き肉・おでん…といった"ビール抜きでコレを食べたら、そりゃ拷問に近いでしょう!"なんていうメニューをはじめ、ナポリピッツァ・もんじゃ焼き・ちゃんこ鍋・韓国料理・タイ料理・沖縄料理・四川料理…といった"あぁ~合う合う。試したことがないのもあるけど、確かに合うね"という世界各国のメニューなどなど、全部で25種類挙げられています。
そして、「選択」の特別講座では、「簡単ヘルシーマメマメサラダ」とか「カラッと揚げて!イワシの唐揚げ」、「ピリ辛熱々!ツナ缶で作るキムチチゲ」、「スペインの香り!トリのパプリカ焼き」など、ビールによく合いそうな料理の簡単レシピが9種類紹介されています。
レシピの場合、文章だけでなく、やはり何かしら画があった方がわかりやすいですが、この画が細かいイラストで描かれていますので、写真とはまた違った独特の"味"を感じることができます。また、講義と講義の間に"ビールの泡は大切?"とか"冷たいビール、温かいビール"とか"瓶ビールと缶ビール"など、読み物としてビールに関してのちょっとした知識を得ることができるコラム「ごっくんパラダイス」も収録されていますので、ビールの楽しみ方を一層広げてくれる内容となっています。
大田垣さんは前書きの部分に「ビール片手にのんびりお読み下さい」と書いていらっしゃいますが、ゆるぅ~い気持ちで読んでいるうちに、ついついビールのおつまみを作ってしまいたくなるかもしれません。1年のうちにどれくらいの量のビールを飲むのかはわかりませんが、ビール生活を十分に謳歌できる一冊になっていると思います。是非、読んでみて下さい。
投稿者 : 番組スタッフ | 投稿日 : 2007年05月08日
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